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ユレマーミネラルショー会場 会場ブース スペクトロライト採掘場 スペクトロライトの 巨大な切り出し原石 採掘場・立ち入り禁止の標識 採掘場のスペクトロライト原石 【2010フィンランド・ユレマー・ミネラルショーレポート】 暑く蒸す日が続いています。また今年は大雨が降っている地域もありますが、皆さんのところはいかがですか? 私は去年に続き今年もフィンランド・南カレリアのユレマー(Ylämaa)に行って来ました。 今年も例によって旅行のスタイルは「観光なし」「余興なし」の弾丸ツアー(-o -);でした。 ユレマーの「ミネラルショー」は7月2日から4日まで。 成田から9時間半、ヘルシンキ・ヴァンター空港に到着し外に出ると「あ・・暑い」。 今年はフィンランドも異常気象の猛暑。しかも日本ほどではないにせよ少し蒸し暑いのです。 アイスランドの火山も噴火爆発したし、やはり地球は危機に向かっているのか?(なんてね) ともあれ夏のフィンランドは白夜なので夜が明るい内にどんどん進もう。時間がない…ということで ヘルシンキで泊まらずそのまま中央駅から電車へ飛び乗りました。 特急電車で2時間半でユレマーのあるラッペーンランタに到着するとそのまま車で移動。 現地に着いたのは午後9時をまわっていました。(時差は6時間なので日本は翌日の午前3時) しかし何かヘン感じがするのはロシアの上空の北極航路を飛ぶ飛行機の中からヘルシンキ~ユレマーと 外の景色はずっと「昼間」(^^);夜が無い。これが冬になると全く逆になるんです。 フィンエアのこのルートはヨーロッパへ中継で行く人気ルートなんですが、よく見かける日本人のご老人が多いツアーなどは、 「お年寄り大変だな~」と思います。観光も楽じゃないですね。 さてユレマーに着いて一泊すると、翌朝はユレマー「唯一?」の観光スポット「鉱物・宝石博物館村」(jalokivikylä ヤロキヴィキュラって言います)で開かれている「ジェム&ミネラルショー」(jalokivimessut ヤロキヴィメッサ)へ。 もう十回目になるこのエキシビションの実行委員長は去年に東京の池袋ミネラルショーにいらしたあの前ユレマー市長の ハマライネンさんです(ユレマー市は昨年秋にラッペーンランタと合併したので今はブレーンですが、このショーは彼が企画・ 立案して実現させたものです) 会場では「宝石村」の博物館の屋内と野外テントにフィンランド国内や海外から業者さんがやってきて 石やアクセサリーなどを並べ始めています。ビジターもそろそろやってきました。ワクワクしてきました。 ステージではバンドや弾き語りの演奏やオークションがあり、地元の方々が食事や飲み物のケータリングをしています。 聞き覚えのあるメロディーがBGMで流れます(レット♪キッス♪の「ジェンカ」ってこの地方の民謡なんです) でもミネラルショーとしての規模はとても小さく出展者も少ないのです。よく出展者の人たちから言われたのが 「日本からよくはるばる来たね、でもどうして有名で規模の大きいミュンヘンショー(ドイツ)やサンマリーショー (フランスのアルザス地方)じゃなくてココなの?」(皮肉かよ…笑)と。 こちらの理由はあのスペクトロライトでもあるし、それに他では見られないロシアやフィンランドの人たちのブースや テーブルもあるんです。また周辺国のノルウェー・ポーランド・スウェーデンからも業者さんが集まります。 北欧諸国には結構の数のムスリム(イスラム教徒)の移民もいます。モロッコ人の業者さんも目立ちました。 だからマイブーム的ではあるんですが私にとって「穴場」なんです。 特にロシアはこのユレマーからすぐ近くに国境があり4時間くらいでサンクトペテルブルグに着きます。 この大都市から業者さんがやって来てロシアやベラルーシの隕石や水晶などの鉱物が探せるのも魅力。 それとスウェーデンからやってきたモロッコ人の業者さんが展示していた有名なモロッコの石たちも興味を引きました。 もちろん最優先のお目当てはスペクトロライトなんですが、今回は親しくなった出展者の方に「よっしゃ~俺のところの 採掘場に行こう」と特別な計らいに大喜び、車で拉致(?)されて採掘場で石を掘らせてもらったりしました。 石を割り、水をかけると中から普段はめったに採れない紫やピンクのカラーが飛び出しました。 業者さんは「ヴィオレッティー(紫)!! ビジネス、ビジネス」と叫びながら商売人の顔に(笑) 「この時期が一番楽しいね。ロシアやドイツ・イタリアからお客さんが来るから、でもね俺の代で終わりかなこの仕事は…」 と意外なつぶやき。 フィンランドは「NOKIAノキア」の成功などでわかるようにITや先端産業に国を挙げて取り組む政策を進めています。 スペクトロライト採掘などの後継者がどんどんいなくなってきているようです。 今回はもう一つお目当てがありました。 それは「ブラヒン隕石」といって宇宙で粉々になった惑星や流星のかけらの鉄や鉱物が地球に落ちて発見されたものです。 石鉄隕石(パラサイト)といって溶けた鉄と石(これはカンラン石=ぺリドットと同じ組成です)が合体した隕石です。 昨年のショーでも持ち帰ったのですが、お客様からの問い合わせが多かったので今年はもっと持ち帰ろうと思っていました。 出展者のロシア人のウラジミールさんは隕石ハンター・研究者でツーソン・ショーなどでも有名な方です。 日本の焼酎を手土産に値切らせていただいたので多分今回のアップロードでもお安くなっていると思います(笑) 最後に愚痴ですが為替相場はユーロ安・円高になっているのに両替レートは為替の値段よりユーロ高気味になっているのには 閉口しました。円高差益にならない(:~:) でもユーロ安が少しはお値段に反映できるようがんばりました(^^); スペクトロライトに関しては最初のアップロードは原石などですが、これからルースやビーズの加工を進めます。 ルースはユレマーの職人さんが加工したものですが。日本でピアスやペンダントにしたものをお見せしようと思います。 それでは随時アップもしますのでこれからも宜しくお願いします。m(_ _)m 【PERFECT STONE】店主 2010/7/15 ■2010/12/1【南フィンランドの黒水晶】■ ■2010/7/15【2010フィンランド・ユレマー・ミネラルショーレポート】■ ■2010/6/25【天然石・宝石のW杯でも日本が善戦】■ ■2010/6/3【フィンランドからのお客様、いらっしゃ~い!】■ ■2010/5/3【スペクトロライトのビーズ】■ ■2010/4/24【サンポのこと】■ ■2010/3/13【フィンランドの冬と夏・春を待つスペクトロライト】■ ■2010/2/6【世界最強のパワーストーンは?】■ ■2010/1/19【進化する?スペクトロライト】■ ■2010/1/12【新月の願い事とパワーストーン】■ ■2009/12/30【Full Moon Energy Charge in 2010New Year】■ ■2009/10/28【第2回スペクトロライト買付】■ ■2009/7/10【スペクトロライトのご紹介】■ |
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